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かつての「天才」はいまや「名人」と呼ばれるようになった。16歳で柳家小さんに弟子入りし、26歳で真打、23年前には落語協会を脱退し落語立川流を創設した。

「談志の落語」と形容されるように、噺そのものが深く哲学的でドープに潜ったかと思うと、ひらりひるがえってくすりと笑うシャレになり、時事評になり、次から次に紡ぎ出される言葉のインプロヴィゼーション。そして踊、小唄が美事にまぶされた江戸情緒あふれる古典落語。その上に現代的な解釈でイリュージョンとして噺そのものを消化昇華して観客に提示する。これこそが「談志の落語」。なお今、齢70歳、立川談志は進化し続けている。

毎年国立演芸場でおこなわれる「立川談志ひとり会」のチケットは即日完売。多数のテレビ、ラジオ出演ほか、著作出版などでも大活躍中。